08 10月

レトロな鍵

レトロな棒鍵はフィクションやイラストなどで描かれることは多いが、実物を手にとったり見たことがあるという人は近年どんどん少なくなっているのではないだろうか。
レトロな鍵であるが、それでも実はまだ現役で使われていることもあるのだ。
例えば、店舗の自動ドアのカギとして使われていることがある。
強化ガラスのような高性能のガラス扉をつかっていても、実はカギは棒鍵だったりするのだ。

このような棒鍵はセキュリティの面からいうと信頼が低いものである。
棒鍵は簡単にピッキングで開けることができる。破壊に対する対策もとられていないので簡単に侵入を許してしまうことになるのだ。

このような扉で防犯を強化するのであればガラスドアにシャッターをつけて閉店中でもガラスを割られたりしないようにしておく必要がある。
さらに棒鍵ももっと性能の高い新しいカギに交換したほうがいい。
棒鍵でもメーカーによって性能の高いものもある。単純な棒鍵であれば基本的には性能が低い。
棒鍵を使っている人自身も「今どきこんな鍵を使っている人が他にいるのだろうか・・・」と思ってしまうくらいのシロモノだそうだ。
不安を抱えながら使うのであればいっそのこと交換してしまったほうがいい。

また、棒鍵がレトロでおしゃれだからという理由で使いたいのであれば他の部分で防犯を強化する必要がある。
警備会社と契約するなどセキュリティを考えていくといいだろう。

08 10月

合鍵のトラブル

家族間で鍵を共有している場合によく起こるのがすれちがいによるトラブルである。
家族の全員が合鍵を持っていないとスレ違いによって入れなくなってしまうことがあるのだ。
家の鍵を持たずに出かけた人がいたとして、誰かが帰ってきているだろうと思って家に帰ってきた時に誰も家に居なくて入れないということがあったりする。

家族とすぐに連絡がついて誰かが早く帰ってくるのであれば問題はない。
しかし、仕事だったり旅行だったりして返ってこれなかったり連絡がとれないといったこともあり得る。

最近は誰もが携帯電話を持っているのでこのようなことがあっても深刻なトラブルにつながることはまずないだろう。
しかし子供が夕方過ぎても家に入れず外をうろうろしているのではとても危険である。
また、若い女性も夜遅く家に入れずに玄関先で待っていたりしたら何が起こるかわからない。
そういったときは迷わず鍵屋に相談することをおすすめする。

それから、このようなことが起こらないために家族の人数分の合鍵は必要である。
子供に持たせるのは抵抗があるかもしれない。しかし小学校高学年から中学生くらいになったら共働きの家庭では子供に鍵を持たせても問題ないだろう。

こういったトラブルは年末年始のバタバタした時期に起こることが多いと言われている。万が一のことが起こらないように要注意だ。

08 10月

デジタルの浸透

最近はカメラでもなんでもデジタル化が進んでいる。
鍵もデジタル錠が浸透つつある。
デジタル錠に交換したいけど、お年寄りには使いづらいかな?と懸念を持っている人もいるかもしれない。
最近ではお年寄りでもタブレットを使いこなしていたりデジタルに抵抗を感じない人が増えているようだ。
デジタル錠もお年寄りの使いやすいものが出てきているのでそういったものを選べば家族みんながストレスなく鍵を使うことができる。

むしろ、お年寄りや小さな子供がいる家庭のほうがデジタル錠がおすすめといっても過言ではない。
お年寄りや子供は鍵を落としてしまう可能性が高い。
デジタル錠なら鍵を持ち歩かなくても済むので鍵紛失のリスクを心配する必要がないのだ。

電子錠でおすすめなのがイナホというメーカーのインターロックや、シリンダーも有名なロイヤルガーディアンデジタルEXなどである。
これらは鍵を持ち歩かなくても開けることができるタイプの電子錠だ。

開けるときは基本的にはフェリカカードや携帯電話をかざすことで開けることができる。電車に乗るときに使うPASMOなどを鍵として使用することも可能だ。
また、これらのカード類を持ちだし忘れた場合には暗証番号を使って開けることができる。

取り付けるにあたっては電気通線で動力を確保するタイプではなく電池で動かすタイプなので大掛かりな工事も不要だ。ドアに穴を開けるなどの作業も必要ないので後付でも気軽に取り付けることができる。

08 10月

引き戸の特徴

玄関の引き戸はトラブルが多発する箇所である。
防犯性について不安を抱える人も多いため、鍵を交換して欲しいと頼む人が多い。

特に、築10年以上経っている家のカギは防犯性が低下していることが考えられるので鍵交換を頼む人が多いのだ。

また、引き戸はガラスがはめ込まれているタイプのものがある。
ガラスを割られたら簡単に空き巣の侵入を許してしまうことになるので防犯的に脆弱な面が大きいのだ。

また、戸と戸が重なり合っているため、この隙間に道具を差し込んで無理矢理にこじ開けてドアを開けることができる。
もしこのような引き戸を使っているのであればすぐに鍵を交換するなりなんらかの防犯対策を講じる必要がある。

扉の様式によって取り付けができる鍵のタイプは異なるが、カバ社の引戸錠はある程度古い戸でも取り付けることが可能である。
不正解錠に耐えられる対策を施した鍵であるため、古い引き戸でも防犯性を強化することが可能だ。
カバスターネオという高性能の錠前に交換してさらに戸の建付をなおして隙間ができないように調整し、内側の鍵はサムターン回し対策がされているものに交換すれば防犯性を高めることができる。
引き戸をまるごとリフォームしなくても部分部分で対策するだけで防犯的にも安心できて使いやすい扉に変身させることができる。

ガラスがどうしても気になるのであれば防犯ガラスに交換するといいだろう。
これで引き戸の防犯対策もばっちりである。